- クリストファー・プリースト: 奇術師
これは、映画化(2006年)されて、小説と合わせて観ると面白い。
タイムマシンをテーマに描いた作品で、読み応えがある。 (★★★★)
- 小川洋子: 薬指の標本
彼女の感性が研ぎ澄まされている作品で、フランスで映画化された。彼女の小説の中で一番好きな小説だ。彼女の小説を全部端からから読んでもやはりこの小説が個人的には一番好きだ。 (★★★★★)
- ジェフリー・フォードの: 『白い果実』
ジェフリー・フォードの3部作の一つで、未来幻想小説。
『記憶の書』、『緑のベール』と読み進むと作品の全体像が明らかになるが、『緑のベール』では主人公(語る人)が別人になる。
なかなか以外な結末で、彼の探偵小説や主人公が絵描きの
小説もなかなかの読みごたえがあり、他の作家とかなり違い、新鮮な感じを受けた。 (★★★)
« 2023年1月 |
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『峠』は最近、役所広司さんが 主役で映画になり、
かなり時間が
掛かったが読了した。
何故、負けるかも知れない戦

を戦ったのか?
今となっては理解出来ない
所も多いが、人生も
負けるとわかっていても
戦わないといけない事も
多い。
やはり彼は最後のサムライ
だったのかもしれない。
画家の小山正太郎の
ことも出ていた。
彼の友人の子息である。