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小説

  • クリストファー・プリースト: 奇術師
    これは、映画化(2006年)されて、小説と合わせて観ると面白い。 タイムマシンをテーマに描いた作品で、読み応えがある。 (★★★★)
  • 小川洋子: 薬指の標本
    彼女の感性が研ぎ澄まされている作品で、フランスで映画化された。彼女の小説の中で一番好きな小説だ。彼女の小説を全部端からから読んでもやはりこの小説が個人的には一番好きだ。 (★★★★★)
  • ジェフリー・フォードの: 『白い果実』
    ジェフリー・フォードの3部作の一つで、未来幻想小説。 『記憶の書』、『緑のベール』と読み進むと作品の全体像が明らかになるが、『緑のベール』では主人公(語る人)が別人になる。 なかなか以外な結末で、彼の探偵小説や主人公が絵描きの 小説もなかなかの読みごたえがあり、他の作家とかなり違い、新鮮な感じを受けた。 (★★★)

作品リスト

  • 眠れるエリニュエス
    最近制作した作品を紹介します。
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カテゴリ「映画」の記事 Feed

2018年3月30日 (金)

高崎映画祭へ行く

先日、高崎文化会館へ

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高崎映画祭の『エルネスト』

観に行く。

オダギリジョーがエルネスト

と呼ばれたフレディ前村

好演している。

この人はチェ・ゲバラ

ボリビア作戦の時一緒に

戦った日系人である。

チェ・ゲバラの映画

2008年制作の

『28歳の革命』

『39歳別れ手紙』

の映画を思い出した。

ゲバラの最後の戦いの中に

25歳のこの人もいたのだ。

「見果てぬ夢を見て何が悪い」

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とフレディは叫んだ。

現実が厳しくとも、それに向かう

姿勢に胸が打たれた。

戸井十月の「チェ・ゲバラの遥かな旅」

から始まり10年前に写真集など

や、その人となりを調べた時を

思い出した。

まだあの時感じた情熱は自分の

中に燃えているか?

と日々自分に問いたいものだ。

2013年11月30日 (土)

『利休にたずねよ』 の映画について

『利休にたずねよ』の映画を観て

Posterもう一度、その小説を読んだ。

かなり忘れていたことが、思い出され

さらに、感動した。

それから、利休についての本を図書館

から借りて、その家系図を参考に

少し調べた。

あの自殺した娘の名前がおせん

であることや利休の前妻のこと

息子のことなど色々と興味が

尽きない。それから茶室『待庵』

についても『利休 茶室の謎』

瀬地山 澪子 著 を読んだ。

ここに韓国から日本に連れて

こられた人の話があり(虜囚の

514rcgvh0gl__sl500_aa300__2人々 の項目)、これも『利休に

たずねよ』の小説の土台に

なったのではないか。

いずれにしろ、興味が尽きないこと

が多い。

 美 と言うのはどう言うものかまた

日本人にとっての意味は・・・。

木槿の花が何故本の表紙になって

いるのかも理解した。

 

2013年3月23日 (土)

高碕映画祭に行く

今日高碕映画祭へ行く。Cimg1069

初日、若松浩二監督の

『11.25 自決の日』を観た。

これは三島由紀夫の自決の映画だ。

ずいぶん前から何故三島はこの事件

を起こしたのか、分からなかった。

情報もなく悶々として、かなり時間が

たって、この映画のことを知ったのはCimg1070

若松監督が亡くなった報道を新聞で

読んだからである。

 先日映画を観る前に調べたら

ネット上で色々知ることができた。

その中に三島の生首の写真があって

驚いた。

 映画の最後に、映画の中で森田必勝

を演じていた満島真之介さんが檀上

に出てきて、色々なエピソードを話した。

あの頃の時代背景が蘇ってきた。

2012年3月16日 (金)

最近観た映画について

『八日目の蝉』と言う映画を観た。

この映画は原作が良いし、人物の個性の描写が良い。渡邉このみ(誘拐された子供の役)の演技もすごい。誘拐犯である永作博美の演技も素晴らしい・・・他人の子供に対してもあんな愛情がわくと言うのもなかなか観ていて考え深いものがある。

だいたいこの手の事件は、誘拐した子供をこれほど大切にしないで・・・こんなに、愛情をかけないと思う。最後のシーンはもう少しなんとかならないかと思う。たとえば、誘拐犯がその後どうなったかなどを描いたら良かったのではないかと思う。

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