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小説

  • クリストファー・プリースト: 奇術師
    これは、映画化(2006年)されて、小説と合わせて観ると面白い。 タイムマシンをテーマに描いた作品で、読み応えがある。 (★★★★)
  • 小川洋子: 薬指の標本
    彼女の感性が研ぎ澄まされている作品で、フランスで映画化された。彼女の小説の中で一番好きな小説だ。彼女の小説を全部端からから読んでもやはりこの小説が個人的には一番好きだ。 (★★★★★)
  • ジェフリー・フォードの: 『白い果実』
    ジェフリー・フォードの3部作の一つで、未来幻想小説。 『記憶の書』、『緑のベール』と読み進むと作品の全体像が明らかになるが、『緑のベール』では主人公(語る人)が別人になる。 なかなか以外な結末で、彼の探偵小説や主人公が絵描きの 小説もなかなかの読みごたえがあり、他の作家とかなり違い、新鮮な感じを受けた。 (★★★)

作品リスト

  • 眠れるエリニュエス
    最近制作した作品を紹介します。
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2018年2月20日 (火)

お雛祭りも近い

今月お雛様を飾ったが

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最近なかなか、気温が暖かく

なりません。

毎日、冬の一桁の気温

が続いてます。

 それでもお雛様を

お飾りすると気持ちも

春に近づきます。

 それから最近『風神雷神』

(柳 広司 著)を読みました。

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なかなか面白く、本阿弥光悦

鳥丸光広、出雲の阿国などとの

からみも興味が湧いた。

しかし、タイトルの風神雷神 

についてはもう少し文章を

付け加えてもらいたかった。

俵屋宗達の人と、なりは良く

描けていた。

 琳派のことも、もう一度

見直したいものだ。

2015年4月12日 (日)

かくかくしかじかを読む

先日、今評判の漫画

『かくかくしかじか』東村アキコ著を4巻読んだ。

美大の受験や塾の先生とのやり取りが軽妙なタッチで

描かれている作品だ。

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 もう40年近く前の自分のことを思わず考えてしまう。

私の周りには美大受験の、なんの情報もない状況で、一浪したので

今の情報の溢れている現状は隔世の感がある。

 私は新聞配達をしながら受験に臨んだのだが、今思うとがむしゃらに前を向いて

突き進んでいた自分をこの漫画は思い起こさせる。

 東京の国立で新聞配達をしていたら、一般家庭から高校の音楽の時間で聞いた

邦楽の『鹿の遠音』が流れて来たのを今でも鮮明に思いだす。

 この漫画では、作者の実体験であるようで、日高先生も実在の人物である。

作者が、その先生に引け目を追っている場面がしばしば出てくる。

青春時代の葛藤と、先生への思いが、入り交ざった作品だ。

 

2013年10月20日 (日)

『永遠のゼロ』、『海賊とよばれた男』を読んで

永遠のゼロ』百田尚樹著を先日読んだ。

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なかなかページ数があり、

仕事の合間に読んだので、途中

もう一度読み返した所があった。

零戦に関しては、宮崎監督の

映画もあったり、(設計した堀越二郎

が主人公)、何か近年世間では

零戦に感心があるようだ。

作品は感動ものだが、

最後の方に主人公の謎が

解けてくるのだが、良く考えた

構成だと思う。

ただミステリーの感じもあり、

ただの戦記ものではないのが、

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新しいのではないだろうか。

 戦争の悲惨さの観点や、

歴史を考える上で色々参考になる。

 最近観た映画の山本五十六

と相まってイメージが膨らんだ。

それから同じく、『海賊とよばれた男

これも百田著であるが、完読した。

 こんな人がいたのか

・・・読みつつ驚いた。

日昇丸事件は何処かで聞いた

ことがあったような気がするが、

出光氏が本に書かれた史実

そのままである人物だと言う

ことに驚きを感じた。

 日本人の中にはこんな

すごい人が歴史の中に

沢山いるのではないだろうか。

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私たちがもっと学ばなければならない

歴史が、教科書の裏に幾つもある。

 

 大学の時に、読んだ『夜と霧

ヴィクトール・フランクル著、

それから千田夏光著の

禁じられた戦記』、亀井勝一郎の

著作など・・・。

 ドキュメンタリー映画

ゆきゆきて神軍』等々・・・

どんどん思い出す。

安部総理がこの『海賊とよばれた男

を推奨するのは、分かる気がする。

 今現在、靖国参拝の件でニュースを

騒がせているが、この本では日本人

の強さと、誠実さをもう一度考えさせる

側面も多いにあるのではないだろうか。

 

 

 

2013年6月 5日 (水)

『花鳥の夢』を読む

少ない時間を使って『花鳥の夢』を読む    Img_new

著者は山本兼一さんだが、

『利休にたずねよ』の作者でもある。

『等伯』 上、下巻 の 安部 龍太郎

の本の感動のまま読み進めたの

だが・・・。

 こちらは永徳の内面の葛藤を中心に

描いている。

初めの等伯の妻になる きよ 

永徳が惚れてしまうところは少し

納得のいかない部分だ。

 等伯とのライバル心を全面に

出したかったのだろうが、

はたしてきよがほんとうに絵描き

だったのか疑問だ。

 『等伯』の本とは別物と考えれば

それで良いのだろう。

 山本さんは日本画の知識が豊富

で、あたかも狩野永徳の横でレポート

しているように文章を書いている。

すごいものだと感心する。

 実際残されている永徳や等伯の

作品もすごいものだ。

2013年4月16日 (火)

村上春樹を読む

先日発売された、村上春樹のImg_new_2

『色彩を持たない多崎つくると、

彼の巡礼の年』を読んだ。

少し読むと、彼の本の『ノルウエー

の森』を思い出した。

その上、殺人犯を見つけようと

思うまでに考えが、先に先行した。

しかし、なにも解決しない結果

になったのだが・・・。

本の中にジャズやクラッシックが出て

きてなかなか興味を持て、面白かった。

しかし・・・。

とにかく今の時代であるから、

小説も様々なものが出てくるもの

なのだろう・・・。

2013年4月 8日 (月)

『等伯』 安部龍太郎 著を読む

 この春から

 『等伯』 安部龍太郎 著 を読む。Touhaku_1_2

 上巻の方は、家系や政治状況

の説明と登場人物の多さで挫折しない

でこの先読み終えるか・・不安だった。

なにせ、学校の春の準備に3人展、

等々あって・・・。そんなに時間が無

かったのでどうなることかと心配したが、

あらかた、高崎線内の東京行きの

電車の中で、遂に下巻まで辿り着き、

尚も、下巻はあっと言うまに引き込

まれて読了した。

 等伯の奥さんが亡くなるところは

思わず涙がこぼれた。

 下巻で利休の話が出てきたが

『利休にたずねよ』 山本兼一 著 

を思い出した。

この場面では、芸術を守ると言う

ことはどう言うことか・・・。

また制作の苦悩などが描か

れていて興味が尽きなかった。

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2013年3月 1日 (金)

深沢七郎を読む

『深沢七郎外伝』を読む。Img_new

先日色々調べたら、深海均氏の

『深沢七郎外伝』が最近出版

され、来年生誕100周年と言う

事実を発見する。

彼を知れば知るほどのめりこんで

知りたくなる。この本も最初は高碕

図書館にあることを調べて、借りに

行ったのだが・・・借りたその近くで

少し読んだら、もう買わずにいられず

ブックマンズで調べ・・・在庫があった

ので、購入した。そしてまたその近くの

マハトマで食事の後で読んでみた。

 ひつじ、ひぐま(愛称)と言う

人のことが詳しく書いてあった。

思わず、頭の中に嵐光三郎の

『桃仙人』と言う小説を思い出した。

 自分の中でまた深沢への興味が

湧いてきた。

この人ははんぱなくすごいのだ。

とてつもなく大きな渦巻に

飲まれそうなすごさがある。

2012年11月17日 (土)

小川洋子の本について

小川洋子の『ことり』を読む。Img_new

この本は、最近の本であるが、

仕事が前橋の紀伊国屋書店

に近かったので購入して、すぐ

読み始めた。

表紙は勝本みつるのオブジェ

が掲載されていて。

なかなか興味がそそられた。

かつて、彼女の作品は毎回

よく東京の銀座まで観に

行ったものだ。

彼女の作品も小品ではある

が購入した。

本の内容は、クレア・キップス
『ある小さなスズメの記録』
 に

近いところがある。

しかし彼女の作品らしく、

ところどころに偏愛的ななにかが

ある。私の評価は・・・ぐらいかな。

2012年10月21日 (日)

井上靖 著 『しろばんば』 を読む

時間がかかったが、最近井上靖のImg_new

しろばんば』を読んだ。

このきっかけは、

映画の『わが母の記』や

この小説を読んで、有名な

しろばんば

はどんな小説なのか、

気になったからだ。

なかなか、読み応えのある小説で・・・

かなり忙しいなかで、ようやく

読み終えることができた。

 文章が淡々としていてすばらしい。

洪作少年の成長を、

自分の少年時代

にだぶらせることができた。

 なかなか良い作品である。

今は少し埋もれた名作であろうが・・・。

昔の、白黒のこの映画を

         今度観てみたいものだ。

2012年9月11日 (火)

本を買う

小川洋子著『とにかく散歩しましょ』、Img_new

KAWADE 道の手帳 『深沢七郎』

前橋のけやきウオーク内の紀伊国屋

で購入した。小川さんの本はすべて

読んでいる?・・・と思う。

今回もつい買ってしまった。

愛犬のラブの話など読んでいて

いろいろな発想力に、

つい引き込まれる。

 深沢七郎の本は楢山節考

や、笛吹川人間滅亡の唄

みちのくの人形たち・・・など

若い頃読んだ本の中では

とんでもなく刺激的で、知れば

知るほど味わい深い人物だ。Img_0001_new

彼を愛して集まって来る人達

の話や、人嫌いであるにも

かかわらず人好きであると言う

矛盾。時々古本屋で彼のまだ

持っていない本があるとつい

手をだしてしまう。

 毒薬のようなそして麻薬

のような人だ。

 この人の本を教えてくれた

大学の先輩は、東北にいる。

あの地震のあと、

どうしているのだろうか・・・。

 

 

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