- クリストファー・プリースト: 奇術師
これは、映画化(2006年)されて、小説と合わせて観ると面白い。
タイムマシンをテーマに描いた作品で、読み応えがある。 (★★★★)
- 小川洋子: 薬指の標本
彼女の感性が研ぎ澄まされている作品で、フランスで映画化された。彼女の小説の中で一番好きな小説だ。彼女の小説を全部端からから読んでもやはりこの小説が個人的には一番好きだ。 (★★★★★)
- ジェフリー・フォードの: 『白い果実』
ジェフリー・フォードの3部作の一つで、未来幻想小説。
『記憶の書』、『緑のベール』と読み進むと作品の全体像が明らかになるが、『緑のベール』では主人公(語る人)が別人になる。
なかなか以外な結末で、彼の探偵小説や主人公が絵描きの
小説もなかなかの読みごたえがあり、他の作家とかなり違い、新鮮な感じを受けた。 (★★★)
李さんの展示を取り

上げたいと思います。
国立新美術館の会場
に展示していた、
インスタレーションの
作品はかなり贅沢な
スペースの使い方を
しています。
室内の撮影は
出来ないので、
室外の写真しかないの
ですが、床に石を
敷き詰めた所に
石の作品がありました。
特に石の作品は興味
が湧きました。

彼の言葉が壁面に
ありましたが、
展示方法としては
面白いと感じます。
私の多摩美術大学の
学生時代に彼の
授業を取っていて
(現代美術の教科)
講義を聴講したのを
思い出します。
線や点の平面作品

は今回の回顧展で
観ることが出来ました。
これだけの彼の作品は
観た事が無いので良かった
です。
群馬県の原ミュージアムや
群馬県立美術館所蔵の作品
もありました。
コロナ禍ではありますが
少しづつ展示会を観に行ければ
良いのですが、・・・。
今月の23日(金)東京の

国立近代でリヒター
新美術館で李さんの展示
を観ました。
東京へ出掛けるのは
コロナ禍になって始めて
です。合計3年ぶりに
なります。
会場では12時のチケット
をもらい、20分ほど

並んで会場に入りました。
なかなか大規模な展示
で、彼の作品が一望出来
ました。
そして感動しました。
スキージの作品、ストライプ
の作品、具象・ドローイング
映像等・・・かなり充実して
彼の全貌がみられました。

私個人の感想では、やはり
スキージで制作した作品
が一番印象に残りました。
それと、ドローイング
が良いのです。
あの若々しいドローイング
は感銘しました。

個展が始まった。

搬入は2回に分けて車で
運搬した。
思ったほど人は初日
から来ないけれど・・・
とにかく無事に
終わるまで頑張ります。
初日は何時ものように
リンちゃんとバニーさん
が来てくれました。
気温もだいぶ下がり
過ごしやすくなりました。

展示会が近づき

作品の梱包を毎日
しています。
ようやく梱包が修了し
今日大きい作品のみ搬入
して、明日飾り付けです。
リンちゃんとバニーさんも
お手伝いしてもらいたいけど
今日はお留守番です。
個展の時には観に来てね!

話は戻りますが、この
梱包には段ボールが必要で
スーパーマーケットに行って
毎回ダンボールをもらい
ました。
あまりの量が必要で
越境して色々な
スーパーマーケットに行きました。
その度に買い物をしたので

冷蔵庫の食材は普段より
かなり多めです。
ダンボールで財布を
作ってそれを売っている
大学の後輩がいますが
ダンボールもなかなか
魅力があります。
個展の準備で忙しく

なりました。毎日酷暑で
二階のアトリエは気温40度
を超えているので、仕方なく
1階の作業場所や小品
は、居間で制作をして
います。
今はエアコンの無い部屋
では制作できず、小品のみを
制作しています。

学校が夏休みに入り
毎日午前3時頃から
制作をしていますが
日中はなかなか制作
をしていてもかなり
大変です。
なるべく体力と精神
力を維持するのが大変

です。
今年は朝顔も6月
の暑さで花があまり
咲きません。
最近ようやくなんとか
花が咲き始めたようですが
・・・水やりが大変です。
ようやく、工房展示の

準備が出来た。
会場の前の看板から、
生徒の作品の展示まで、
かなり時間と労力が掛かった。
2020年の展示がキャンセルに
なり、ようやく展示開催まで
になるまで苦難の連続であった。
展示パネルの設置に約1年近く
掛かった。
その間、通常の仕事があり、
自分の個展もあり・・・。
今回も蔓延防止法が発令
されていたので、どうしょう
かと悩んだが・・・身内のみ
観に来れるようにしたのだが
・・・3月21日に解除される
のを知り、大々的に開催する

ことに方向転換をした。
それでも、コロナ対策を
しながらでなければならない
のは当然である。
春になり、山の畑、下の
畑の手入れもしながら26日
を待つ今の気持ちは桜が
咲くのを待つのと少し
重なります。

世の中は次から次に
色々な嫌なことや災難が
起きているが、せめて
出来ることから始める
しかありません。


個展の準備で、忙しくなる。

急に個展の日程が決まり
毎日慌ただしくなる。
展示予定の作品を壁に
掛けてみたり、作品の
修正もしている。
最近真夏のような
気温が続き、2階
のアトリエも日中
は30度近い温度で

ある。
先日、立体作品の
ガラスが割れて、
修復した。
そうかと思うと
思わぬところに、画面
の凹みが見えて、画面
をもう一度修復しながら
制作をした。
かなり時間のロスがあり
思うように準備が
進まない。

4月から制作している

展示会場は、奥座敷の
書斎であったところを
改造をしている。
床の間を塞いで
観音開きにパネルを
作ることにした。
建物も古くて
垂直なはずの床柱
も少し傾いていて
微調整にかなりの
時間が掛かった。
パネルを2個作り
蝶番で開閉できる
ようにしたのだが

途中で集中力が切れて
しまうこともしばしば
である。
ここから、金具を使って
開閉ができないようにして
作品展示中も固定しないと
いけない。
4月からずっと畳の保護
の為、下にダンボールを
敷き詰めて
いる。

先日、久しぶりに高崎市の
美術館に行った。

先月もコロナウイルスの
関係で休館になっていた、
企画展の『人間のいる風景』
は前橋の阿久津画廊さんから
お知らせを頂いたにも

かかわらず、やっと観に
行くことが出来た。
コレクターの秋山さんから
も電話で4月に開催を予定
しているので観に来てと
言われていた。
メインの作品のサビエ
と深井克美の作品以外に
かなりの量の作品が展示
されていた。
最近亡くなった関根伸夫
の『宇宙だるま』と言う
立体作品は高崎のだるま
のイメージとマッチして
いた。
会場2階の展示室で
ばったり秋山さんに会った。
「なんとか展覧会が開催
されて良かったですね」
といったら、マスクを
した顔の中から安堵の
声が聞かれた。
もう一度観に来て下さい
と言われたが、今度は
学校が始まる6月に
再訪しようと思う。
静寂な展示会場で深井の
『オリオン』をしばらく
観たが、本当に素晴らしい
作品だと実感した。
今日、有線放送で

甘楽町の人が新型コロナ
ウィルスにかかったと
知らせがあった。
すぐに、展示予定の
ら・ら・かんらに連絡
をして、展示をキャンセル
することにした。
本当にショックだ。
2月から展示の準備
をしていたのだが
ハガキを持って行った
ところは回収したり
中止を連絡した。
今は頭の中は
整理出来ず・・・。
この展示もなんとか
再チャレンジをしたい。
今はそれしか考え
られない。