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    これは、映画化(2006年)されて、小説と合わせて観ると面白い。 タイムマシンをテーマに描いた作品で、読み応えがある。 (★★★★)
  • 小川洋子: 薬指の標本
    彼女の感性が研ぎ澄まされている作品で、フランスで映画化された。彼女の小説の中で一番好きな小説だ。彼女の小説を全部端からから読んでもやはりこの小説が個人的には一番好きだ。 (★★★★★)
  • ジェフリー・フォードの: 『白い果実』
    ジェフリー・フォードの3部作の一つで、未来幻想小説。 『記憶の書』、『緑のベール』と読み進むと作品の全体像が明らかになるが、『緑のベール』では主人公(語る人)が別人になる。 なかなか以外な結末で、彼の探偵小説や主人公が絵描きの 小説もなかなかの読みごたえがあり、他の作家とかなり違い、新鮮な感じを受けた。 (★★★)

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2016年11月19日 (土)

カリエールについて

先日観たカリエール展について

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少しお話したいと思います。

 私がカリエールを知ったのは

大学生の頃です。

神田の古本屋で1970年に開催

された、彼の展示の図録を

購入してから実物を観たのは

ロダン美術館(フランス)で

初めてでした。

それ以後は、新潟市美術館

にて数点の作品を観ました。

 実際にかれの大きな展示

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を観たのは、国立西洋美術館

で開催(2006年)された

ロダンとカリエール展でした。

長年、彼の作品にはひかれる

ものがあって、あのセピア色

の独特な作風の中に神秘的な

ものを感じていました。

家族を中心に描いていて、それが

誠に愛情深い印象がありました。

今回、彼の個展を観てやはり

奥深い作風を感じました。

 ぼんやりした、未完成かと

思われる作品の中にも何か

M_carriere

想像力を掻き立てるものが

存在していました。

 彼の子供や奥さんに対する

愛情がにじみ出ているところ

はやはり、心をつかんで

離しません。

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