『楽園のカンヴァス』を読む
先日より、原田マハの
『楽園のカンヴァス』を読んだ。
ゴッホについての小説より、
読み応えはあるものの、
作品の鑑定のところや、
主人公の設定が少し
納得がいかない。
それから、ルソーの作品
の下に、ピカソの作品
があるようなところ
は曖昧なままで小説が
終わっている。
なかなか読み応えはあるものの
最後に行くまで、分からない
部分が・・・。
もう少しなんとかならない
のだろうか?
そんなことを言っても、
着眼点は素晴らしい。私は『たゆたえども沈まず』『暗幕のゲルニカ』よりもこちらの方が
読んでいて、面白かった。『奇跡の人』も着眼点は同じような気がする。
彼女は今油が乗っていて、エネルギッシュな作品を次々と世に出しているのはすごい。
このパワーには頭が下がる。
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