『マーク・ロスコ伝記』を読んで
『マーク・ロスコ伝記』を読了した。
DIC川村記念美術館で、シーグラム壁画
を観てから数年経って、この伝記が
出版されたので
ロスコを知る上で重要な本と思い、
読み始めたが、なかなか彼の絵画の
ことが、出てこないのには少し
がっかりした。
本の後半になり、少し制作の方法や、使用
した材料などが出てきたが、作者は文学の
方の専門家で、絵画についての
見識があまり無いのではないだろうか・・・?
クリフオード・ステイルや、バーネツト・
ニューマンなどの画家が出てきて、
その頃の抽象表現主義の時代背景は
詳しく描いていた。
彼の展示方法についての考え方
は興味がある。
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