『等伯』 安部龍太郎 著を読む
この春から
上巻の方は、家系や政治状況
の説明と登場人物の多さで挫折しない
でこの先読み終えるか・・不安だった。
なにせ、学校の春の準備に3人展、
等々あって・・・。そんなに時間が無
かったのでどうなることかと心配したが、
あらかた、高崎線内の東京行きの
電車の中で、遂に下巻まで辿り着き、
尚も、下巻はあっと言うまに引き込
まれて読了した。
等伯の奥さんが亡くなるところは
思わず涙がこぼれた。
下巻で利休の話が出てきたが、
『利休にたずねよ』 山本兼一 著
を思い出した。
この場面では、芸術を守ると言う
ことはどう言うことか・・・。
また制作の苦悩などが描か
れていて興味が尽きなかった。
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