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2013年10月20日 (日)

『永遠のゼロ』、『海賊とよばれた男』を読んで

永遠のゼロ』百田尚樹著を先日読んだ。

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なかなかページ数があり、

仕事の合間に読んだので、途中

もう一度読み返した所があった。

零戦に関しては、宮崎監督の

映画もあったり、(設計した堀越二郎

が主人公)、何か近年世間では

零戦に感心があるようだ。

作品は感動ものだが、

最後の方に主人公の謎が

解けてくるのだが、良く考えた

構成だと思う。

ただミステリーの感じもあり、

ただの戦記ものではないのが、

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新しいのではないだろうか。

 戦争の悲惨さの観点や、

歴史を考える上で色々参考になる。

 最近観た映画の山本五十六

と相まってイメージが膨らんだ。

それから同じく、『海賊とよばれた男

これも百田著であるが、完読した。

 こんな人がいたのか

・・・読みつつ驚いた。

日昇丸事件は何処かで聞いた

ことがあったような気がするが、

出光氏が本に書かれた史実

そのままである人物だと言う

ことに驚きを感じた。

 日本人の中にはこんな

すごい人が歴史の中に

沢山いるのではないだろうか。

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私たちがもっと学ばなければならない

歴史が、教科書の裏に幾つもある。

 

 大学の時に、読んだ『夜と霧

ヴィクトール・フランクル著、

それから千田夏光著の

禁じられた戦記』、亀井勝一郎の

著作など・・・。

 ドキュメンタリー映画

ゆきゆきて神軍』等々・・・

どんどん思い出す。

安部総理がこの『海賊とよばれた男

を推奨するのは、分かる気がする。

 今現在、靖国参拝の件でニュースを

騒がせているが、この本では日本人

の強さと、誠実さをもう一度考えさせる

側面も多いにあるのではないだろうか。

 

 

 

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