『永遠のゼロ』、『海賊とよばれた男』を読んで
『永遠のゼロ』百田尚樹著を先日読んだ。
なかなかページ数があり、
仕事の合間に読んだので、途中
もう一度読み返した所があった。
零戦に関しては、宮崎監督の
映画もあったり、(設計した堀越二郎
が主人公)、何か近年世間では
零戦に感心があるようだ。
作品は感動ものだが、
最後の方に主人公の謎が
解けてくるのだが、良く考えた
構成だと思う。
ただミステリーの感じもあり、
ただの戦記ものではないのが、
新しいのではないだろうか。
戦争の悲惨さの観点や、
歴史を考える上で色々参考になる。
最近観た映画の山本五十六
と相まってイメージが膨らんだ。
それから同じく、『海賊とよばれた男』
これも百田著であるが、完読した。
こんな人がいたのか
・・・読みつつ驚いた。
日昇丸事件は何処かで聞いた
ことがあったような気がするが、
出光氏が本に書かれた史実
そのままである人物だと言う
ことに驚きを感じた。
日本人の中にはこんな
すごい人が歴史の中に
沢山いるのではないだろうか。
私たちがもっと学ばなければならない
歴史が、教科書の裏に幾つもある。
大学の時に、読んだ『夜と霧』
ヴィクトール・フランクル著、
それから千田夏光著の
『禁じられた戦記』、亀井勝一郎の
著作など・・・。
ドキュメンタリー映画
『ゆきゆきて神軍』等々・・・
どんどん思い出す。
安部総理がこの『海賊とよばれた男』
を推奨するのは、分かる気がする。
今現在、靖国参拝の件でニュースを
騒がせているが、この本では日本人
の強さと、誠実さをもう一度考えさせる
側面も多いにあるのではないだろうか。
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