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小説

  • クリストファー・プリースト: 奇術師
    これは、映画化(2006年)されて、小説と合わせて観ると面白い。 タイムマシンをテーマに描いた作品で、読み応えがある。 (★★★★)
  • 小川洋子: 薬指の標本
    彼女の感性が研ぎ澄まされている作品で、フランスで映画化された。彼女の小説の中で一番好きな小説だ。彼女の小説を全部端からから読んでもやはりこの小説が個人的には一番好きだ。 (★★★★★)
  • ジェフリー・フォードの: 『白い果実』
    ジェフリー・フォードの3部作の一つで、未来幻想小説。 『記憶の書』、『緑のベール』と読み進むと作品の全体像が明らかになるが、『緑のベール』では主人公(語る人)が別人になる。 なかなか以外な結末で、彼の探偵小説や主人公が絵描きの 小説もなかなかの読みごたえがあり、他の作家とかなり違い、新鮮な感じを受けた。 (★★★)

作品リスト

  • 眠れるエリニュエス
    最近制作した作品を紹介します。
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2017年3月

2017年3月22日 (水)

個展を観に来ました

今日はおとうさんの個展

Img_3109

を観に来ました!!

( バニー )

ここはおとうさんの

作品が展示しています。

私たちも中に入れる

のかな?

まだ寒いけど、入口に

ふくろうさんがいるよ!

( リン )

君たち、何時もここにImg_3131

 

いるの?

今日は暖かいね!

( バニー )

おとうさんの作品は完成Img_3135

したかな?

この作品は、タイトルが

『ひとりごと』って言う作品

なんだって。

口から何かだんごみたいのが

出ているよ!

何時も、おとうさんが何か

Img_3137

ひとりで、ぶつぶつ言って

いるところにそっくりだわね!

 それから、この作品中で

お休みできるよ!

この作品は私の寝ぶくろ

みたいね!!

( リン )

おとうさんは、作品が

まにあって良かったね!!

ぼくたちも少し

お手伝いしたんだよ!

( おとうさん )

寒いから、もう帰ろうね!

Img_3133

それとも、今日は、

ここにお泊りかな?

( リン )(バニー)

帰りたい!!

おうちで肉まん食べたい!!

 

 

2017年3月 7日 (火)

『狂う人』梯久美子(著)を読む

 先日、前橋の紀伊国屋

Book426

で購入した『狂う人』梯久美子(著)

を読んだ。

個展の準備で忙しいのに

読み始めると、止まらない。

 私は、1977年の出版した

死の棘』島尾敏雄(著)

の本を読んでいたので

すぐに、この『狂う人』も

読んでみたくなったのだ。

 1977年に読んだ

この『死の棘』はその当時

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話題になって、色々な賞を

取って、その後も映画に

なった。

 1977年は私は大学生

で、奥野健男さんの講義

を取っていて(日本文学)

その関係で島尾敏雄さんの

講義を大学で聞いたことも

ある。講義内容は奄美の

言葉の講義であった。

島尾さんはその頃は、身体が

痩せていてあの細かった指を

思い出す。

奥さんのミホさんが亡く

なったのを新聞で発見して、

懐かしさと、島尾敏雄さん

の顔を思い出した。

 梯さんの本は、かなり時間

を掛けて、深い闇の部分を照

らしているように感じた。

奥野健男さんの三島由紀夫の話も思い出すが、三島が自決したとき、教えていた大学

(多摩美術大学)の生徒が奥野さんの講義している教室に学生が押し寄せたとのこと

である。

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