- クリストファー・プリースト: 奇術師
これは、映画化(2006年)されて、小説と合わせて観ると面白い。
タイムマシンをテーマに描いた作品で、読み応えがある。 (★★★★)
- 小川洋子: 薬指の標本
彼女の感性が研ぎ澄まされている作品で、フランスで映画化された。彼女の小説の中で一番好きな小説だ。彼女の小説を全部端からから読んでもやはりこの小説が個人的には一番好きだ。 (★★★★★)
- ジェフリー・フォードの: 『白い果実』
ジェフリー・フォードの3部作の一つで、未来幻想小説。
『記憶の書』、『緑のベール』と読み進むと作品の全体像が明らかになるが、『緑のベール』では主人公(語る人)が別人になる。
なかなか以外な結末で、彼の探偵小説や主人公が絵描きの
小説もなかなかの読みごたえがあり、他の作家とかなり違い、新鮮な感じを受けた。 (★★★)
小川洋子の
『注文の多い注文書』を読む。
これはクラフト・エヴィング商会との
共著と言う形で、ない物あります
のバージョン作品と言うところだ。
ジョセフ、コーネル的なBOXアート
のような、はたまた推理小説のような
空想の遊びを取り入れたところが
みそなのだろう。
かなり作者同志が遊んでいる
ところがある。
私としては面白かったのだが
もう少し作品に物足りない
ところを感じる。
それから最近の
私の作品をブログに掲載しておく。
上の部分は、懐中時計のふた
で、中は写真が入っている。
眠る人のバージョン作品だ。
ワイヤーや、下の台の金属部分
それから木の廃材から作られ
ている。これもかなり時間が
掛かった。
制作時間と言うより作品
としてまとめるのに時間が
掛かったのだ。
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今日は、ぐんたまトリエンナーレの
作品の完成をさせるべく、庭で
作品の取り付けを行う。
各パーツをボードに固定する作業だ。
丸椅子の上に、ボードを置き
その裏から、ビスでパーツを固定した。
なかなか位置が決められず、二階
から眺めたり、メジャーで測ったり
を繰り返して何とか固定して、ビニール
シートで梱包した。
後は16日(木曜)に運び
出すことになる。
写真上が固定前で、下のそれが
固定後の写真だ。
下の写真は空に雲が掛かり、作品の
色が自然に観える。
ウルトラマリンブルーがしっとり
観える。
今日は午後、先日干して置いた
大根を漬物にした。
今年は、12キロの大根を漬けた。
どんな味になるのか、楽しみだ。
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年末から制作していた小品
が仕上がった。
もう少し手を入れれば良い
のだが、あまり手を入れ
過ぎるのも良くない。
完成の前から、アクリルの
ケースを作って置いたので
完成と同時にケースを
取り付けた。
作品は蜜蝋による、
エンコスティックで、器の様な
ガラスも取り付けた。
このガラスは、もう何十年か前に
手に入れたものである。
ある拍子に器が半分に割れて
しまい、それをここに使用したのだ。
中の人物は写真のコラージュである。
コラージュも色々制作したが、やはり
難しい・・・。何故写真なのか・・・その
必然性を追求すると。
作品の根幹を語らなければならない
のでここでは画像を観てもらうしか
ない。
アクリルケースを切って加工した
作品ケースも何回作っても数ミリ
違ったり、して苦労した。
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ぐんたまトリエンナーレが
近づいて制作も大変になってきた。
忙しさで尻に火が付いたと言おうか・・・
パネルに作品を設置して
二階のアトリエから観たのが
上から2番目の写真だ。
このままでは背景が明るすぎるの
で、やはり着色することにした。
今日はセメントの床の作業場で
色付けの作業をしたのだが
電熱線の上に置いた蜜蝋と
テレピンの液体から炎が1mも
上がって驚いた。
すかさず、いらない布をかぶせて
炎は消したが・・・髪の毛は少し
燃えてしまった。
尻に火が付かず、髪の毛に火が
付いたと言う、おちにもならない
話だ。
年賀状も作れず、こんなことを
している・・・。
それでも制作できることの楽しさ
は本当になににもまして
代えがたいものだ。
2014年 1月17日(金)から
高碕のシティーギャラリー
で行っている。〔22日(水)まで〕
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紙漉きをして作品を制作しているが
なかなか乾燥しなくて進まない。
隣の写真は、作品の額なのだが
これも太陽が照らないと、乾燥
しないので、蜜蝋作業ができない。
乾燥器も使わないといけないの
だろうが・・・。
とにかく他の作業をするしかない
ようだ。
急に寒くなり、樹脂作業も湯煎
しないと樹脂が固まらない。
天気が良い時に蜜蝋を温め
ていたら、かなり煙が出てしまい
もろに吸入してしまった。
咽てしまったが・・・。
蜜蝋自体は体に害はないのだが
扱いが色々難しい。
晴れたら、色付け作業が待って
いる。
階段下の三角の部分に物
置きを作る(スライド式)。
これはかなり時間が掛かり
修正を何回も繰り返した。
白いペンキを塗って
仕上げたが、中の仕切り
をどうするか決まらず
そのままの形で、物を収納した。
今後の課題として、また後で
考えたい。
まだまだ、改装工事をしたい所が
あるが、今度は冬の時期に
工事をしようと思う。
こんなことをしていると、
自分の作品ができない。
そうそう、今日は中之条ビエンナーレ
の前売り券を買った。
鑑賞パスポートと言うものだ。
高崎駅の観光案内所にあった。
13日から始まるので、楽しみだ。
それから先日、定時制高校の
通勤途中で虹を見た。
雨の切れ間に大きな虹が出たので
写真に撮った。
忙しい中に、自然の雄大さを感受
した・・・。
階段下の引出の作成をする。
もう一つの引出を作り、金具を付ける。
やはり、ジョイフルホンダに金具を
買い付けに行く。
一番下の階段の引出は難問
で、奥行きも狭い。
かなり時間が掛かり、作り
直しもしばしばだった。
今度は、真ん中の三角の
部分の工作をしている。
ここも、かなりのものだ。
これも時間が掛かりそうだ。
階段下の引出を作る。
階段の下の開きドアに続き
引出の部分を作る。
夏休みも終わり。
増々、制作時間が無い。
引出部分は微調整しないと
可動しなかったりするので
時間が掛かった。
後は、引出金具を装着
するのだが・・・
良い金具が無い。
やはり、ジョイフルホンダか
骨董市で探すしかない。
今朝、山ユリの所でアゲハ
蝶が羽化し始めていた。
その様子が、右の写真だ。
なかなか、健気である。
夏の時間もわずかではあるが
精一杯生きてもらいたい。
自分もこの夏を有意義に
過ごしたいものだ。
階段下の棚にドアを付ける。
先日は、ドアを付けることにして
蝶番金具を6個取り付けた。
金具を入れると、ドアの幅を
削らないと入らないので、夜中に
数ミリ削って調整した。
ドアの閉じるところも
隙間の目隠しとして飾り
板を付け、上にストッパー
の役割をする磁石
を取り付けた。
三角締も後から付けて
しっかり閉まるようにした。
それから今日は渋川で展覧会
を観た後で、有名なあの
永井食堂に昼食を食べに行って
きた。市街から少し先に行くと
車が駐車場にいっぱいで、人の
並んでいるのを発見して私も
40人ほど並んでいる後に続いた。
これが8月1日にテレビで観た
もつ煮込みの食堂か・・・。
40分近く待ってから食べた
もつ煮込み定食は・・・。
汗を流しながら食べた夏の
思い出はけっして忘れないだろう。
今日は少し秋風が吹いて、家の
山百合も綺麗に咲いていた。
階段下の棚を作り始める。
今日で3日かけて階段下の
棚を作る。
作り始めてもなかなか進まない。
棚板は廃材をサンダーで擦って
ニスを塗った。
棚の解放部分を、どうするか考えた
のだが、観音開きのドアを作る
ことにして、時間があるときに
少しずつ制作しようと思う。
もう少し、機械を増やして作業
を簡略したい。
設計図を作るがその通り
に行かない。
使用している廃材は、牛小屋
だった板壁を剥いだ物を使用
しているが、ほとんどが反って
しまったり、ぼろぼろで使用
出来ないものもある。
しかし、この材料で色々な工作
ができるのが良い。