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桜が満開になる。
忙しくて、なかなか満開の桜を
じっくり観ることができない。
こころを、無にして自然の中に
自分を置き、じっくり
花見をたいものだ。
この写真は我が家の畑に
咲いているさくらんぼの花
だ。この写真はまだ満開
にならない時に撮影した
のだが・・・。
この畑も今年で最後
の花見である。
此の畑も売ることにした。
父が植えたさくらんぼだが
6月ごろから夏にかけて
アメリカシロヒトリに葉っぱ
をすべて食べられてしまい
無残な姿になってしまう。
せめて自分の手を離れる
前まで手入れして置きたい
と思っている。
今日高碕映画祭へ行く。
初日、若松浩二監督の
『11.25 自決の日』を観た。
これは三島由紀夫の自決の映画だ。
ずいぶん前から何故三島はこの事件
を起こしたのか、分からなかった。
情報もなく悶々として、かなり時間が
たって、この映画のことを知ったのは
若松監督が亡くなった報道を新聞で
読んだからである。
先日映画を観る前に調べたら
ネット上で色々知ることができた。
その中に三島の生首の写真があって
驚いた。
映画の最後に、映画の中で森田必勝
を演じていた満島真之介さんが檀上
に出てきて、色々なエピソードを話した。
あの頃の時代背景が蘇ってきた。
右のハガキの案内のように
4月1日(月)~13日(土)まで
3人展が行われる。
会場は東京の銀座1丁目の
ギャラリー 福山 だ。
今、展示準備で大忙しである。
2年前の個展は4月ここで行った
のだが、地震の一か月後なので
東京は人もまばらで、ネオンも
暗かった。
電車の中も暖房は無く、服
をいっぱい着込んで寒さ
をこらえたことを今でも
鮮明に覚えている。
大学時代の友人に会えれば
良しとしなければ・・・。
作品も最後は誰かに観て
もらって始めて完成なのかも
しれない。
ひな祭りで先週まで家に出して
飾っていた、おひな様を紹介
します。
何故かこの家にある、おひな様と
友人に頂いた、ハマグリの
おひな様を紹介します。
上の写真のおひな様は箱の中
に長らく眠っていたのを両親が
亡くなってから二階を整理していて
発見したものです。
なんとか出してやらなくては・・・
と思って3年前ぐらいから、3月に
飾るようになりました。
ハマグリのおひな様は10年いや
それ以上前に頂いたおひな様で
今年は教室の予定表の下
に飾りました。
少し小さいのですが気に入って
います。
ある日生徒が、おひな様の立ち位置
が右と左で違っていたのを発見して
位置を直しました。
自分自身思い込みで内裏様を左
にしていたのです。今みると
刀の位置も少し違ったかな・・・。
おひな様すみません・・・。
昨日グループ展用に
作品に足を付ける。
会場に展示する為に少し
高くしないといけないので
必要なのだ。
これも、初めてのことなので
どうなのかと思うが・・・。
この足はM8ボルトのねじ込み
式で、金具を色々選んで
木を加工した。
組み立て式なので、また
バラすこともできる。
今度の展示は、少し立体
の物が多くなる。
今、アクリル板を切って作品
のケースを作っている。
この仕事もかなり気を使う。
東京六本木の国立新美術館
で開催されていた
五美大、卒業展示を観に行く。
なかなかすごい作品があって、
かなり面白かった。
ゴジラまであり、ぬいぐるみのような
作品もあり、様々な作品で観るのに
時間と体力が必要である。
かなり良い作品はクラゲを描いた
日本画である。これは自分なりに
昇華した作品で、見ごたえのある
すばらしいものだ。
その他ユーモアのある作品もあった。
扇風機の風でスカートがひらひら
するお人形などである。
ばかばかしいがなんとも面白い。
その他様々であったが、外の
野外展示は風が強くてタイトル
が飛ばされて無い物もあった。
会場では家族づれが多くて
たぶん作者の家族なのだろう
と思われた。
帰りは疲れてしまったが久しぶりの
東京であった。
『深沢七郎外伝』を読む。
先日色々調べたら、深海均氏の
『深沢七郎外伝』が最近出版
され、来年生誕100周年と言う
事実を発見する。
彼を知れば知るほどのめりこんで
知りたくなる。この本も最初は高碕
図書館にあることを調べて、借りに
行ったのだが・・・借りたその近くで
少し読んだら、もう買わずにいられず
ブックマンズで調べ・・・在庫があった
ので、購入した。そしてまたその近くの
マハトマで食事の後で読んでみた。
ひつじ、ひぐま(愛称)と言う
人のことが詳しく書いてあった。
思わず、頭の中に嵐光三郎の
『桃仙人』と言う小説を思い出した。
自分の中でまた深沢への興味が
湧いてきた。
この人ははんぱなくすごいのだ。
とてつもなく大きな渦巻に
飲まれそうなすごさがある。