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先日発売された、村上春樹の
『色彩を持たない多崎つくると、
彼の巡礼の年』を読んだ。
少し読むと、彼の本の『ノルウエー
の森』を思い出した。
その上、殺人犯を見つけようと
思うまでに考えが、先に先行した。
しかし、なにも解決しない結果
になったのだが・・・。
本の中にジャズやクラッシックが出て
きてなかなか興味を持て、面白かった。
しかし・・・。
とにかく今の時代であるから、
小説も様々なものが出てくるもの
なのだろう・・・。
この春から
『等伯』 安部龍太郎 著 を読む。
上巻の方は、家系や政治状況
の説明と登場人物の多さで挫折しない
でこの先読み終えるか・・不安だった。
なにせ、学校の春の準備に3人展、
等々あって・・・。そんなに時間が無
かったのでどうなることかと心配したが、
あらかた、高崎線内の東京行きの
電車の中で、遂に下巻まで辿り着き、
尚も、下巻はあっと言うまに引き込
まれて読了した。
等伯の奥さんが亡くなるところは
思わず涙がこぼれた。
下巻で利休の話が出てきたが、
『利休にたずねよ』 山本兼一 著
を思い出した。
この場面では、芸術を守ると言う
ことはどう言うことか・・・。
また制作の苦悩などが描か
れていて興味が尽きなかった。
3人展が始まる。
今日は、オープニングで夕方
6時まで会場にいた。
会場に行く前に、日本橋三越
で開催されている、予備校で
教えて頂いた、高森登志夫さん
の個展を観に行った。
日本橋は東野圭吾のミステリー
小説の『麒麟の翼』の麒麟像
を観たかったので、写真を撮って
きた。
今年1月のテレビで、その映画
を観ていたので・・・。よく観ると
すばらしいものだ。
三越では、高森さんにカタログにサインを
してもらった。これも貴重なものだ。
家宝の一つだ。
自分の展示は何とか13日まで開催して
いるので、知り合いが観に来て欲しい
ものだ。