最近のトラックバック

小説

  • クリストファー・プリースト: 奇術師
    これは、映画化(2006年)されて、小説と合わせて観ると面白い。 タイムマシンをテーマに描いた作品で、読み応えがある。 (★★★★)
  • 小川洋子: 薬指の標本
    彼女の感性が研ぎ澄まされている作品で、フランスで映画化された。彼女の小説の中で一番好きな小説だ。彼女の小説を全部端からから読んでもやはりこの小説が個人的には一番好きだ。 (★★★★★)
  • ジェフリー・フォードの: 『白い果実』
    ジェフリー・フォードの3部作の一つで、未来幻想小説。 『記憶の書』、『緑のベール』と読み進むと作品の全体像が明らかになるが、『緑のベール』では主人公(語る人)が別人になる。 なかなか以外な結末で、彼の探偵小説や主人公が絵描きの 小説もなかなかの読みごたえがあり、他の作家とかなり違い、新鮮な感じを受けた。 (★★★)

作品リスト

  • 眠れるエリニュエス
    最近制作した作品を紹介します。
Powered by Six Apart

« 2013年10月 | メイン | 2013年12月 »

2013年11月

2013年11月30日 (土)

『利休にたずねよ』 の映画について

『利休にたずねよ』の映画を観て

Posterもう一度、その小説を読んだ。

かなり忘れていたことが、思い出され

さらに、感動した。

それから、利休についての本を図書館

から借りて、その家系図を参考に

少し調べた。

あの自殺した娘の名前がおせん

であることや利休の前妻のこと

息子のことなど色々と興味が

尽きない。それから茶室『待庵』

についても『利休 茶室の謎』

瀬地山 澪子 著 を読んだ。

ここに韓国から日本に連れて

こられた人の話があり(虜囚の

514rcgvh0gl__sl500_aa300__2人々 の項目)、これも『利休に

たずねよ』の小説の土台に

なったのではないか。

いずれにしろ、興味が尽きないこと

が多い。

 美 と言うのはどう言うものかまた

日本人にとっての意味は・・・。

木槿の花が何故本の表紙になって

いるのかも理解した。

 

2013年11月 3日 (日)

作品の制作が進む

最近、畑の草取りも一段落

Img_0391して、本格的に制作をしている。

教員展に出品する作品は

昨年から制作していた2作品だ。

 イーゼルに掛かっている作品は

自分のシャツを紙漉きした物。

そのポケットに収まっているのは

エポキシ樹脂で制作した植物。

 これは少し苦心の跡が・・・。

それから、先日作った額の中に

紙漉きの作品を設置した。

この作品は、パラフィンを

溶かして制作した。

この色の半透明の美しさ

Img_0390に負けない、画面構成に

なれば良いと思って制作した。

 額の制作は作品と同じように

時間と手間が掛かった。

この裏側にも紙漉きをしている。

やはり、裏もコーテイングすると

じょうぶになる。

ともに、蜜蝋で紙を固くしている。

 この作品の後、今現在は次の

来年1月の展示作品を制作中

である。

 これは今構想中で試行錯誤

Img_0392が続いている。

 毎回、低温火傷や臭気と戦い

ながらの制作だ。

蜜蝋の扱いもまだまだ修行

が足りない。

しかし、完全ではないぶん面白い。

その制作過程の中に可能性がある。

 

 

 

最近の写真

  • Img_new
  • Img_6225
  • Img_6223
  • Img_6218
  • Img_6217
  • Img_6211
  • Img_6209
  • Img_6171
  • Img_6166
  • Img_6158
  • Img_6153