- クリストファー・プリースト: 奇術師
これは、映画化(2006年)されて、小説と合わせて観ると面白い。
タイムマシンをテーマに描いた作品で、読み応えがある。 (★★★★)
- 小川洋子: 薬指の標本
彼女の感性が研ぎ澄まされている作品で、フランスで映画化された。彼女の小説の中で一番好きな小説だ。彼女の小説を全部端からから読んでもやはりこの小説が個人的には一番好きだ。 (★★★★★)
- ジェフリー・フォードの: 『白い果実』
ジェフリー・フォードの3部作の一つで、未来幻想小説。
『記憶の書』、『緑のベール』と読み進むと作品の全体像が明らかになるが、『緑のベール』では主人公(語る人)が別人になる。
なかなか以外な結末で、彼の探偵小説や主人公が絵描きの
小説もなかなかの読みごたえがあり、他の作家とかなり違い、新鮮な感じを受けた。 (★★★)
中之条ビエンナーレ 追記

私が会期中に観た作品を
ピックアップしてみた。
右側の写真が半谷さん
の作品で、六合村の花楽の
里に展示していた。
風に揺れて回転して、自然の中
で調和していた。
沢渡の丸伊製材の中庭に

接地していた、石坂さんの
『大気の住処ー木(気)の流れ』
は木のダイナミックな
作品で、円陣の中に
座れる椅子もある。
なにか、人間の気の流れも
感じとれて木の生命力と
あいまって、迫力のある

作品である。
JAあがつま倉庫の横
に設置されていた大野さん
の作品はガソリンスタンド
の跡地を利用した作品で
石庭の中に廃車が置か
れていた。
大野さんとその場所で話

をお聞きする機会があって
大変興味深かった。
彼の作品は、六合村の日蔭
にも、別な作品が展示されていた。
これも大作で、迫力のある作品だ。
先日帰宅する時、久しぶりに沢渡
温泉の共同浴場に入ったが、色々な
作品に大いに刺激を受けたことの
実感で心が満たされたのを思い出す。
中之条ビエンナーレを今日
観に行って、スタンプを
すべて押してきた。
今日で、展示会場へ
は三日目であった。
六合村の赤岩地区を
観て回ったが、作家の
嶋津さんと、半谷さんに
お話が聞けて大変有意義
な日になった。
嶋津さんとは、エンコスティック
の話ができた。
半谷さんには、渋川市の美術館
でお話しをしてから何か月かで
ビエンナーレの会場で偶然会う
ことができた。
色々発見できた三日間であった。
9月28日(土)今日はたけやまから作品
を鑑賞した。山越さんの作品は緻密で
計算された美しさがあるインスタレー
ションであった。
あがつま倉庫では作家の大野
さんと話ができた。
現代の苔寺のような作品で色々
お話ができて興味をそそられた。
岩本上古民家では飯沢さんの
作品で民家の屋根からの日差し
を利用した作品で自然光を取り
入れた美しいところに興味を
持った。
その他丸伊製材所の石坂さん
の作品や三木さんのFRPの人型
のような作品など・・・時間があれば
暫くゆっくり観ていたいと思った。

暮坂エリアで、17時になってしまい
その後は又の機会ということ
になった。
自宅の甘楽の里に帰ったのは、
もう22時であった。
今日も良い作品を観ることが
できて、触発された。
私も作品をもっと制作したいものだ。
中之条ビエンナーレを観に行った。

空に雨雲が立ち込めていたのだが、
雨が降ったのは、後半であった。
5時に会場が終了するのでなかなか
まとまって作品を観られない。
それでも、街中の作品は少し観る
ことができた。
今回で4回目であるが私が観
たのは3回目である。

過去2回は全区間を観たが2年前の
展示はく六合村までエリアに入った
ので、かなり観るのに時間が掛かった。
映像作品(赤川さん達の作品)や
中澤さんの立体作品に興味をひかれた。
最初に訪れた時は道に迷って漂流して
しまったが、少し慣れてきて、
だいたいの展示場所を把握できた。
次回、私の作品鑑賞の日時は
まだ未定である。
3人展が始まる。
今日は、オープニングで夕方
6時まで会場にいた。
会場に行く前に、日本橋三越
で開催されている、予備校で
教えて頂いた、高森登志夫さん
の個展を観に行った。
日本橋は東野圭吾のミステリー
小説の『麒麟の翼』の麒麟像
を観たかったので、写真を撮って
きた。
今年1月のテレビで、その映画
を観ていたので・・・。よく観ると
すばらしいものだ。
三越では、高森さんにカタログにサインを
してもらった。これも貴重なものだ。
家宝の一つだ。
自分の展示は何とか13日まで開催して
いるので、知り合いが観に来て欲しい
ものだ。
右のハガキの案内のように
4月1日(月)~13日(土)まで
3人展が行われる。
会場は東京の銀座1丁目の
ギャラリー 福山 だ。
今、展示準備で大忙しである。
2年前の個展は4月ここで行った
のだが、地震の一か月後なので
東京は人もまばらで、ネオンも
暗かった。
電車の中も暖房は無く、服
をいっぱい着込んで寒さ
をこらえたことを今でも
鮮明に覚えている。
大学時代の友人に会えれば
良しとしなければ・・・。
作品も最後は誰かに観て
もらって始めて完成なのかも
しれない。
東京六本木の国立新美術館
で開催されていた
五美大、卒業展示を観に行く。
なかなかすごい作品があって、
かなり面白かった。
ゴジラまであり、ぬいぐるみのような
作品もあり、様々な作品で観るのに
時間と体力が必要である。
かなり良い作品はクラゲを描いた
日本画である。これは自分なりに
昇華した作品で、見ごたえのある
すばらしいものだ。
その他ユーモアのある作品もあった。
扇風機の風でスカートがひらひら
するお人形などである。
ばかばかしいがなんとも面白い。
その他様々であったが、外の
野外展示は風が強くてタイトル
が飛ばされて無い物もあった。
会場では家族づれが多くて
たぶん作者の家族なのだろう
と思われた。
帰りは疲れてしまったが久しぶりの
東京であった。
今日、高碕NTT YOU HALL 
子供美術館に展示をした作品
を紹介します。
工房の生徒11人の作品の
展示です。
さつま芋掘りの絵やフエルト
の作品、フラワーパークで
制作した作品などの展示をしました。
作品数は46作品です。
かなり多くて展示に時間が
掛かりましたが無事に終了しました。
今日は暖かくて、ガラス部屋の展示室
はかなり暖かくなり、シャツ一枚
でもまだ熱く感じられました。
一か月間の展示に、ダンボールが
反ってしまうのではないかと心配です。
とにかく、時々観に行かなくては・・・。
現在個展の最中で、午前中は
工房の夏季講習を行っている。
午後から個展会場へ出向いて
来賓のお客に作品の説明と、
久しぶりに会った人との会話
を楽しみにしている。
先日は高校で教えた生徒が
来て話をした。皆成長していて
いかに自分が歳を取ったか
実感した。
作品の展示が始まり、2日目になる。
なかなか毎日色々な人が来て
面白い。腐ることなく、作品の肥や
しになるように考えてこれから
また次につなげて行きたい。