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小説

  • クリストファー・プリースト: 奇術師
    これは、映画化(2006年)されて、小説と合わせて観ると面白い。 タイムマシンをテーマに描いた作品で、読み応えがある。 (★★★★)
  • 小川洋子: 薬指の標本
    彼女の感性が研ぎ澄まされている作品で、フランスで映画化された。彼女の小説の中で一番好きな小説だ。彼女の小説を全部端からから読んでもやはりこの小説が個人的には一番好きだ。 (★★★★★)
  • ジェフリー・フォードの: 『白い果実』
    ジェフリー・フォードの3部作の一つで、未来幻想小説。 『記憶の書』、『緑のベール』と読み進むと作品の全体像が明らかになるが、『緑のベール』では主人公(語る人)が別人になる。 なかなか以外な結末で、彼の探偵小説や主人公が絵描きの 小説もなかなかの読みごたえがあり、他の作家とかなり違い、新鮮な感じを受けた。 (★★★)

作品リスト

  • 眠れるエリニュエス
    最近制作した作品を紹介します。
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カテゴリ「展示会」の記事 Feed

2014年8月21日 (木)

リンちゃん 旅日記

りんちゃん の旅日記

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新たに、シリーズ化した。

まず、ご挨拶回りにイヌの

ジァス君に会いに行くが、彼は

この暑さの為か、リンちゃんが

尋ねて行ってもしらんぷり・・・。

 しかたなく、今度は妙義山に近い

妙義ふるさと美術館で開催の

広瀬さん主催の三人展を観にいった。

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 そこに展示していたのは、前の

広瀬画廊の店主の広瀬さんの

お孫さんのみゆさんと、息子さんの

達郎さんの作品である。

みゆさんは絵画、広瀬さんは

現代美術、そして息子さんは

写真を展示していた。

 みゆ ちゃんにご挨拶をして

記念撮影をしてもらいました。

みゆ ちゃんはどこの小学生ですか?

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       千葉県の小学2年生です。

広瀬さんの娘さんの子供で、広瀬さん

は、おじさんになります。

 絵がお上手で、のびのびした

色や筆使いをしているね。

 これは春休みにおじさんの所で

描いたのよ・・・。

 

 りんちゃんは何処からきたの?

りんちゃんは甘楽町から来たんだよ。

今度ブログに載せるから観てね!!

 もうすぐ2学期だけど、

小学校は何時から始まるの?

 9月に始まるの・・・。

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登校日はここの近くの小学校は

8月21日なんだけれど・・・。

 千葉の小学校では登校日は

ないの・・・。

 そうなんだ・・・宿題はもう

済んだのかな・・・。 

 りんちゃんそろそろ行かないと

自然博物館の虫の展示が

観れないよ。

 わかった・・・じゃあ みゆ ちゃん今度

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また観に来るよ・・・さようなら。

私が美術館の中庭に出たら 

みゆさんが私を追いかけて来たので

・・・なにかなと思ったら・・・

お土産をわたされて・・・ありがとう

ございましたとあいさつされた。

私もまたりんちゃんと観にくるよ

と言ってわかれた。

 シリーズは後半に続く・・・。

 

2014年8月 9日 (土)

二人展が終了した

 今日は作品の搬出をした。

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一緒に付いてきたのはキリンの

リンちゃんとウサギのバーニーだ。

どうしてもカメラで記念撮影させたくて

連れてきた。

 まず隣のビルにいた、楽しい仲間

と合流。そして私の展示を観に来た。

展示作品の上で休憩して、搬出時には

段ボールの上で宅急便が来るのを待っていた。

帰宅前にワコーのお店の

ディスプレーのキリンさんと

記念写真を撮った。

 ワコーのおねーさんに聞いたら

お店のディスプレーの

スタップが制作したとのことである。

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2014年7月31日 (木)

歯の図画・ポスターコンクール入賞

 群馬県の歯の図画、ポスター展で

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工房生徒の西有優惺くんが一位

になった。

 今日は早速、県庁32階の

展示会場へ行き、見学した。

絵柄はみな様々な工夫が

見られて味わいのある作品

ばかりで感心した。

 優惺くんの作品は歯を

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磨いている顔のアップである。

なかなか、インパクトのある

作品である。

 これは、二時間で制作した。

本人の自覚はないかもしれないが

すごいことである。

 先日、西有さんのお父さんと

輪音さんが銀座まで私の展示

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を観に来たので、驚いた。

こんな遠くまで、よく観に来て頂いた

ものでる。

 

2014年7月18日 (金)

原 ミュージアム (渋川)に行く

 先日渋川に寄った折に、原ミュージアムに訪れた。

あいにく、木曜が休日であることを知らずに行ったので、

そのことを学芸員に言われてそのまま帰ろう

としたら、別な先客(来賓)と一緒に中を観ることができた。

それも、収蔵庫の作品までも観ることができた。

 原館長と主任学芸員の青野和子さんと来賓の方と私達二人が美術館の中を

回って、青野さんの作品解説に耳を傾けた。

そこには、大学で教えて頂いた李さんの作品や、山口長男さんの作品もあった。

なかなか貴重な作品があり普段なかなか観ることができないものばかりである。

 井田照一さんの紙漉きの作品も収蔵されていたが、もう少しじっくり観たかった

と後で思った。でもこんな機会など今後無いことを思うと感謝しなければいけない。

 今の企画展示は藤さんのおもちゃのインスタレーションが展開いていて、

カラフルな作品で、『とりかえる』関係性を持たせた面白いものだった。

       『トイザウルスの秘境』  藤 浩志

2014年4月10日 (木)

白川氏のだ・だ・だ展を観て

先日、白川氏のだ・だ・だ展を観に行った。

工房の展示前に前橋のアーツ前橋に行った。白川さんとは昔、山の学校で一時期一緒に働いていたので、いろいろと思うところがある。

昨年、白川さんの奥さんが亡くなり、そのお悔みに行ってきたばかりなので・・・。

さぞ奥さんも晴れの作品を観たかっただろうにと思う。

 作品は、海外で制作したメモや『日本のダダ』の展示写真、そして地域の取り組んだ作品などの構成であった。

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その他に奥さんへのオマージュか、Tomoko  Light と言う作品があった。

白川さんの経歴の中に、ヨゼフ ボイスとの対談とか、ダライラマとの対談というコメントがあったが・・・驚きである。もともとは、哲学をやりたくてヨーロッパに渡った人なんだと思う。群馬にも、こう言う人がいるとゆうことは誇れることである。

多少なりとも、こう言う人に知り合えたと言うことは何かの縁なのだろう。

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2014年3月24日 (月)

 先日、鈴木萩乃さんの

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遺作展を観に行ってきた。

彼女は私が今、勤めている

高校の元講師であった。

彼女の亡くなる前に私が

その仕事を引きついたのだ。

 

彼女はお葬式もなくて、亡くなった

ことも、人から聞いたのだが

色々無念であっただろうと今

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思う。

 彼女は静岡県出身で

金沢市立芸術工芸大学の

卒業で、群馬県に来てから

公共物の壁画などを制作

していた。作品は絵画から

廃材を作品に使用したりし

ていて、なかなか面白い

作品であった。

  もう少し生きていたら・・・。

今、私たちが生きる中になにか

見出すことができるそのことを

真剣に見つけなければと思う。

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2014年3月 1日 (土)

五美大展を観に行く

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 六本木へ 五美大展 を観に行く。

木曜日は夜定時制高校の仕事が

あって帰りは16時までに高碕に

帰らなければいけなかったので

行くことを迷ったのだが・・・。

朝5時に起きて、気が付いて

いたら高碕線で上野行きの

電車に乗っていた。

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とにかく会場に着くと9時30で

展示会場には、人がいなくて

10時から全部駆け足で観た。

 今回の展示は一言でいうと

迫力が以前の五美大展示

よりなかった。 展示の中では

やはり時代の流れで、かわいい

とか アニメ的作品 が多かったが

写実の作品もあり、興味を持って

観た。 この アンチ かわいい 

と言う作品と思われる、キティちゃん

に 蛆 がわいたオブジェは大きさ

は小さいが、今の時代を反映している

と思った。

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 それから、 ウォーホール展 

森美術館で観た。 忙しかったが

これを見逃す訳にはいかない。

 後期の作品はあちこちで観た

のだが、初期の手書きのドローイング

作品は観ることが出来て良かった。

 高碕駅に着いて、スタバでひと息

入れて定時制の仕事をこなして

帰宅したのは、21時を過ぎていた。

ウォーホール が亡くなったのは

今の私の年齢だ。

色々と・・・考え深いものがある。

 

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2014年2月21日 (金)

大雪の中

甘楽町長岡記念美術館に

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ボッカチオ生誕700年記念絵画展

を観に行く。

 その帰りに、ジェス君に会いに

行ってくる。

金曜の仕事の帰りに何時もジェス君

に会いに行くのだが、この大雪で

どうしているのか・・・。

会いに行くと、すでに雪かきをして

もらっていて、フェンス越しにこちら

を見ていた。

 私を鼻で確認してから、指を

なめているジェス君。

少したそがれているが恍惚のImg_0685

表情でもある。

 自宅に戻り今度は制作途中

の作品を写真に撮る。

まだ、紙漉きして、乾燥させた

状態で、これから制作して行く。

まるで裸の赤ちゃんのようだ。

これから色づけをして行く。

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2014年1月30日 (木)

芸大卒業展を観る

東京芸術大学の卒業展

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を観に行った。

仕事(定時制)を休んで

朝から上野公園に行き、

まず、東京都美術館で絵画

彫刻を観た。

一番興味があったのは

やはり、学生が今の時代

をどう感じて制作しているか

である。時代を反映した

作品に出合える楽しみ

がある。漆の彫刻やステンドグラス

の作品などは斬新な感覚

があった。芸大の学部内展示

ではインスタレーションやアニメ

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風の作品は一頃より少なくて、

代わりに、ビデオ映像が多かった。

それから動きのある彫刻や昔ながら

の油絵が逆に斬新に観えた。

また、ペットの死をテーマにして

我が家の飼いイヌをリアルに作り

口に酸素吸入器を差し込み

あたかも治療中の様相を再現

したものもあった。

まるで生きている様にお腹が

膨らんだり縮んだりを繰り返して

いる作品があり、観客の注目

を浴びていた。

 かなり刺激的な一日であった。

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2014年1月18日 (土)

ぐんたまトリエンナーレが始まる

ぐんたまトリエンナーレが

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先日17日から始まった。

作品の展示に時間が掛かった

が開催した会場で始めて

我が子がお披露目された心境だ。

 他の作品も知名度の高い

人の作品が展示されていた。

作品の素材も様々である。

 教員仲間の下田さん、柳さんも

展示している。

『トリエンナーレ』も、もう5回で

つまり1回から15年経っている

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ことになる。

年月の速さを思ってしまう。

なかなか、私も展示作品を

出すだけで、それ以外あまり

関わりがない人ばかりだ。

でも下田会長が頑張って

まとめていて、大変だと思う。

頭が下がる。

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なかなかできることではない。

 作品の素材も様々であるが

女性の作家がかなり多い。

また、大学在学中の生徒も数名

展示していた。

強矢さんはこの工房出身で、今度

卒業してイタリヤに行くとのこと

である。

作品は版画と油絵であった。Img_0531

 

緻密で少しユーモアがある作品だ。

写真モノクロの作品(版画)がそれだ。

それとは別の所に、油絵があった。

その他気になった作品が色々あった。

こけし作家や、ドイツで賞を取った山口

さん夫婦(電池のデザイン)等々。

アニメからの影響がある若い作家も

いる。(芦村・大竹・さん)

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 また日本画の原さんのような作家

もいたり、日展、二紀会の重鎮や

若手もいる。

 多彩な才能を会場で色々と観る

ことができると思う。

岡本さんは妙義石門など群馬県の

風物を作品にしていた。(抽象)

それから、西川君は多摩美の

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同級生なのだが、椅子を二点

出していた。

なかなか観ごたえがあった。

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