家でザクロジュースを飲む
二人の会話。
(リン)私たちも、たまには飲んで
気分を変えないといけないネ!
(バニー)そうだネ。
このザクロジュースすっぱいネ。
ところでこの間、東京におとうさん
に連れられて行ったとき、銀座の
歩行者天国で白塗りの集団に
会ったよ。
私と同じ白い色だったので、記念
撮影しました。
(リン)バニーちゃんこれ君の
兄弟みたいだよ!!
(バニー)こんな兄弟いるわけないでしょう・・・!
それから、赤坂のTBS
に行ってその近くで
少し休んだよネ。
(バニー)そうだね、そこのレストラン
のウエイトレスさんに見られて、
この子達は何ですかと聞かれ
たよネ。おとうさん必死に
何か話していたけど・・・。
おとさんの困っているすきに
私達おとうさんの大学の同級生
の展覧会を観に行きました。
おとうさんごめんなさい。
(リン)展覧会に陶芸の作品が
あって、二人で記念撮影させて
もらったネ。
この顔は、何に人の顔かな・・・。
この人も日本人じゃないよネ。
足元で観察したけど、話しかけても
この展示は三世代の
展覧会だそうです。
吹田さん一族ですネ。
(バニー)リンちゃん、ちょっと
私達少し休みましょう。
(おとうさん)こんな所で休んでいると
お店の人から何から言われるよ!
(リン)おとうさんこの上の作品は
誰の作品なの。
(おとうさん)この作品は文明先生
の花火をテーマにした木版画だよ。
先生は僕の通っていた大学の先生
だったんだよ。
(バニー)きれいな花火だネ!!
高崎で観た花火に似ているよ・・・。
(おとうさん)そろそろご挨拶して
皆で帰りましょう。
今日はありがとうございました。
炬燵の上で、二人の会話は
・・・・・・後編に続きます。
先日病院で、経過をみる
ことになり、治療もしなかった。
時々、不整脈のようなものが
でるのだが、日常には問題
がないと言うことで、自宅に
帰って来た。
それでも少し不安が残った。
そんななか、台風が来るので
草退治を早々にして、畑の整備
をした。
今度の台風は18号より大型
の19号らしい。
ビニールハウスが飛ばされなければ
良いのだが・・・。
明日は父の命日だ。
お墓参りに行くのだが、明日の
朝はまだ大丈夫なのだろうか
・・・・・・。
リンちゃんたちは昨日
炬燵を作ったら、そのうえで
今日はうたた寝をしていた。
少し静かにしていてもらって
その間に作品を制作し始めた。
だんだん寒くなるけど、二人とも
風邪をひかないようにネ!!
今日は、先日高碕医療センター
に、循環器の検診の結果
を聞きに行きました。
本当は、予約は15日だった
のですが、間違って今日
来てしまったのですが・・・。
(リン)おとうさん心配だな。
心臓が悪いって言ってたけど
だいじょうぶかな・・・。
(バニー)おとうさんこの間、山に
柿を取りに行ってきたけど身体
に悪かったんじゃないのかな。
なかなか戻ってこないね・・・。
こんなことならこの間のこと
リンちゃんあんなに怒らな
ければ良かったのに・・・。
(リン)そうかな・・・でも
おとうさんのせいでぼくの
縞模様の毛が少しはげ
たんだよ・・・。
(バニー)ぼくだってジャスに
食べられるところだったんだよ
ひどいね・・・。
だけど、おとうさん遅いね・・・。
ぼくたち、お家に早く帰りたい
よ・・・今日はにんじんじゃなくて
柿を食べてみようかな、それとも
おとうさんが作っていた
ザクロジュースが飲みたいな。
*ちなみにザクロジュースとは
柘榴をミキサーで砕いてジュース
にしたものです。
秋の味覚いっぱいで、すっぱい
なかに独特な柘榴の風味が
何とも言えない美味な味わい
があります。
そんなことより
・・・・おとうさんより食べ物のほうが
気になるバニーさんでした。
先日渋柿を山から
取ってきて干した。
かなり時間が掛かった
のだが、150個ほど干せた。
今年の柿は小ぶりで少し
がっかりした。
それでもなんとか秋らしい
風情になってきた。
イチジクも収穫して、ジャム
にしたり、乾燥した。
甘ガキもかなり生の
ものがあり、毎日食べて
も食べきれない。
そうそう、リンちゃんに首輪
をプレゼントした。
気に入ると良いのだが・・・。
バニーさんの首輪もなかなか
良かったので、リンちゃんにも
掛けてあげたかった。
それから、今日
『思い出のマーニー』
の本を読んだ。
始めはあまり面白くなかったが
後半にかけての謎解きが興味
が沸き、一気に読めた。
少女の内面の成長物語で、
小学生が対象の本にしては
かなり内容が高度ではなかろうか。
ジブリの映画は観ていないが
今度、是非みてみたいものだ。
リンちゃんその後様子
はどうかな?
(リン)・・・・・・
返事してくれない・・・。
まだ怒っているのかな。
おとうさん今日、検診で
病院でホルダー検診の
機械を身体に付けてもらった
んだ・・・。
(リン)・・・これなに?
これはね、心電図を計測
する機械なんだよ。
おとさん、心電図に異常があった
ので、検査の為に今日病院で
付けてもらったんだよ。
(バニー)この青いランプが点滅
していて、面白いね!!
おとうさんリンちゃんをそのままに
して、お仕事に行ってしまったから
きっと今度は神様がいましめの
為にこれを付けさせたのかな?
(おとうさん)こらこら二人で
遊ばない・・・。
みんな元気だな・・・。
おとうさん心配してくれないのかな?
(リン)おとうさん今度またどこか
連れてって!
(おとうさん)ジャスくんのところに
また行くかい・・・。
(リン) ・・・・・・!
リンちゃんが再度ジャス君
にご挨拶に行った。
私もジャス君にリンちゃん
を紹介しました。
ジャス君は今日は涼しかった
のでボブハウスから出てきて
ご挨拶・・・。
(リ) リンです・・・よろしくね。
おとうさんが何時もお世話
になっています。
(ジャス) リンちやんいい匂い
がするね。
・・・ ・・・
リンちやん危ないよ、おとさん
心配だな・・・。
あっ・・・リンちやん食べられちゃう
(リ) ぎゃー・・・ 痛い・・・
(おとうさん) ジャス!!
ダメよ ダメダメ・・・。
(リ)おとうさんそんなこと
言ってないで助けてー。
ジァス!!これは食べ物じゃ
ないんだよ!!
すぐに救出して家に帰って包帯
を巻きました。
(バニー)リンちやんに、なにするの!!
ああ悲惨な目に合ってしまった。
リンちやんだいじょうぶ・・・。
(リ)おとうさん・・・ぼくのおしり
と首に傷があるのどうして
くれるの。
(おとうさん)ほんとだ、おしり
に傷がある・・・。
バニーさんも危なかったね・・・。
(バニー)おとさんが付いていて
こんな痛い目に合うのだから
お医者に急患で連れて行って
ね・・・。
(おとうさん) とにかく今日は
包帯を巻いておこうね・・・。
おとうさんは今日は
定時制で夜のお仕事
なので、帰って来たら
直ぐにお医者に連れて
行くからね!
(リ)そんなこと言って
リンちやん死んじゃう
から・・・
(おとうさん) ごめんね・・・・・・。
今日は学校から帰って
来る前にスーパーでリンちゃん
の好きな食べ物を買って来るから
許して・・・・・・。
それまで、バニーさんリンちやん
のことを看病して下さい。
よろしくネ・・・。
個展会場のリンちゃんと
バニーさんとの会話
以下 (リ) (バ)で会話を表記する。
(リ) 今日は赤城の近くに、
おとうさんの作品を観に来たけど・・・。
おとうさんの作品はなにが描いて
いるのか分からないんだけれど
バニーさんは分かるかな?
(バ) 私も分からないけど、吊り下げて
いる作品は乗ってみると面白いよ。
おとうさん・・・にんじんも描いて
欲しいんだけど・・・。
(リ) ぼくも作品に乗ってみたけど
ちょっとワイヤーが
じゃまだな・・・。
(バ) 今日は午前中はお客さん
が来ないから遊んじゃおうか
・・・。
(リ) ぼくたちも、お客さんが
会場に来たら、おとなしく
すわっていれば、みんな